ITパスポート試験

IT未経験の社会人が独学でITパスポートに合格する行動スケジュール

訪問して頂きありがとうございます。

この記事では、仕事が忙しい中でもIT未経験者がITパスポートを取得するにあたり

  • IT未経験の社会人でも独学で合格できるの?
  • ITパスポートを取得するメリットってなに?
  • スケジュールの立て方が分からない
  • 問題集とテキストが色々ありすぎて選べない

このような疑問にお答えします。

この記事は、ITパスポートに独学で合格した実績をもつ私がIPA(情報処理機構)などが公表している情報を元に書いています。

本記事の内容

ITパスポートについて解説
・受験概要
・IT パスポートを取得する2つのメリット
・IT未経験でも独学で合格できる
合格に向けての行動スケジュール
・ゴールを決める
・試験日を決める
・申し込みをする
・勉強の進め方
・試験日前
・試験日当日
独学で使った問題集とテキストを紹介
IT未経験の社会人でも独学で合格する勉強法のまとめ

この記事を参考にして頂ければ、IT未経験の仕事が忙しい社会人でも効率よくITパスポート合格に向けて行動することができます。

ちなみに、私が今までに取得して仕事で活かせている資格については、コチラの記事で解説しています。

ITパスポートについて解説

パソコンと試験
この章では、ITパスポートの受験概要やメリットなどを解説していきます。

ITパスポート試験とは、ITを利用する全ての人材が備えておくべきITに関する基礎的な知識の証明できる国家資格で、情報処理の促進に関する法律第29条第1項の規定に基づき経済産業大臣が行う国家試験である情報処理技術者試験の一区分でありスキルレベル1に相当します。

ITパスポートスキルレベル1
年齢制限もなく誰でも受けることができるので、取得したい資格4位になるほどメジャーな資格です。

受験概要

■試験方式:CBT方式の四肢択一式で毎月行われます。
 ※CBTとはComputer Based Testingの略で、PCを利用したテストのことです。
■試験時間:120分
■問題数:100問
・ストラテジ系(経営全般):35問程度
・マネジメント系(IT管理):20問程度
・テクノロジ系(IT技術):45問程度
■合格ライン:総合評価点600点以上であり、かつ分野別評価点もそれぞれ300点以上であること
■合格率:50.7%(学生37.9%、社会人60.8%)で、二人に一人が合格する割合です。
■受験費用:5,700円
詳しくは、【ITパスポート公式サイト】でご確認ください

IT パスポートを取得する2つメリット

今後の日本では、「ITに関わらない仕事はほとんどない」といっても過言ではありません。私自身が取得して、実際に感じたメリットを2つ紹介します。

幅広い分野の基礎知識が習得可能

ITに関する知識にとどまらず、企業活動、経営戦略、会計や法務など、ITを活用する上で前提となる幅広い知識が習得できます。

就職や転職に役立つ

知識の証明である国家資格を所有しているので、面接時に「私はITの基礎はちゃんとわかってますよ、大丈夫ですよ」と採用担当にアピールできます。

近年、注目されているDXに取り組む上でも必要になってくる知識なのでアピール力は抜群です。
詳しくは【【解説】DXの身近な導入事例と今後必要とされる人材のスキルとは】で解説しています。

ITパスポートを取得するメリットは十分にありますが、医師や弁護士のように独立して仕事ができる資格ではないので注意が必要です。

公式サイトの【合格者の声】を聞くことでより一層メリットを感じることができますよ。

IT未経験でも独学で合格できる

ITパスポートはIT未経験の社会人でも独学で合格することができます。

なぜなら、ITを活用するすべての社会人が備えておくべきITに関する基礎的な知識が出題されからです。

具体的には、新しい技術(AI、ビッグデータ、IoT など)や経営全般(経営戦略、マーケティング、財務、法務など)・IT(セキュリティ、ネットワークなど)の総合的知識です。

それでも、AIやビッグデータ・経営戦略とか聞いただけで難しいと思う方もいるかもしれませんが、

実際に問題を解いてみれば、日々日常で聞いたり使っている用語のオンパレードなので身近に感じることができます。

出題範囲は幅広いですが、ITパスポートの難易度は情報処理技術者試験の中でも低い位置にあり合格率も50.7%なので、IT未経験の社会人でも独学で十分に合格することができます。

合格に向けての行動スケジュール

スケジュールが重要

前章では、ITパスポートについて解説をしましたので、この章では合格に向けての行動スケジュールを紹介します。

ゴールを決める

まず最初にゴールを決めましょう。
ゴールを決めるうえで、役立つのが【MACの法則】です。

【MACの法則】の使い方は簡単でITパスポート試験を例に説明すると

■Measurable(測定可能性)
〇〇の試験日までに正解率を総合評価点600点以上であり、かつ分野別評価点もそれぞれ300点以上にする
■Actionable(行動可能性)
〇〇までに、試験日を決めて申し込みをする、〇〇までに問題集とテキストをAmazoで購入する、「1週間で参考書を○ページ進める」、「○日で○問の問題を解く」
■Competent(適確性)
ITパスポートを取得することで転職や収入アップに繋げたい

【MACの法則】は現在のところ最も効果的なゴールの設定方法とされていますので、是非あなたの価値観の元実践してくだい。

もっと詳しく【MACの法則】を学びたい方は倒れない計画術 まずは挫折・失敗・サボりを計画せよ!がイラスト付きで解りやすいのでオススメです。

試験日を決める

ITパスポート試験の学習時間は、平均100時間と言われており一日1時間で3ヶ月〜4ヶ月が目安となります。

勉強に必要な時間はもともとの知識によっても異なるので、「あまり自信がない」、「より深く学びたい」という方は余裕を持った試験日にしましょう。

※公式サイトに本日から3ヶ月後の同日までの試験開催状況が表示されています。

申し込みをする

試験日を決めたら、ITパスポート試験申し込みサイト(IPA)にて利用者ID登録を行い、その後に試験会場・日程の選択や支払い方法を選択して申し込みます。
※申し込みは試験日の前日正午まで申し込めます。

ITパスポート受験申し込みはこちら

勉強の進め方

申し込みまで完了したら、勉強を進めるスケジュールをたてます。

ITパスポートは範囲が広いので闇雲に勉強するのは効率が悪いです、どの分野に時間をかけて勉強するのか見極めることが重要です。

まずは、問題集とテキストを準備しましょう。
オススメはこちら

  • いちばんやさしいITパスポート 絶対合格の教科書
  • ITパスポート試験ドットコムの過去問道場

詳しくは次章で解説しています。

問題集とテキストの準備ができたら自分の得意分野と不得意分野を把握するために、【ITパスポート試験ドットコムの過去問道場】を利用して直近の試験問題(1回分)を解きましょう。

解いた試験問題の結果を元に、【いちばんやさしいITパスポート 絶対合格の教科書+出る順問題集】を読んで不得意分野の内容を理解していきます。

合格率を上げる為に少なくとも3回は、【試験問題を解く→テキストを読む】の工程を繰り返すことをオススメします。

この勉強法をあなたの日々のスケジュールに落とし込んでいくのですが、社会人だと急な残業など予定外のことも起きますので、融通のきくスケジュールを計画し、ゆとりを持ちましょう。

私は、通勤時間と昼休みに【ITパスポート試験ドットコムの過去問道場】を使っい、夜に【いちばんやさしいITパスポート 絶対合格の教科書+出る順問題集】を読んで学習していました。

試験日前

試験前日の理想的な睡眠時間は6〜7時間半程度です。

睡眠不足は能率が下がるほか、記憶力に影響が出ることもありますので、試験前はいつもより早く寝て、翌日に備えましょう。

試験日当日

当日は、時間に余裕を持って家を出ましょう。

早めに会場につくことで、会場の空気感に慣れることができ見直しをする時間を取れるなど、有効に時間を使うことができます。

独学で使った問題集とテキストを紹介

参考書を選べない

前章では、合格に向けての行動スケジュールを解説しましたので、この章では私が独学で勉強したときに使用した問題集とテキストを紹介します。

いちばんやさしいITパスポート 絶対合格の教科書

ITの知識がまったくない、未経験者や学生、新社会人の方々でもスラスラと学習を進めることができるよう、 初歩の初歩からとことん丁寧に解説しています。
「最短で」「確実に合格」するためのノウハウを完全解説!

いちばんやさしいITパスポート 絶対合格の教科書


似たようなテキストが多い中、本書は図が多く章ごとに過去問で区切られているうえ、概念や用語の説明が一から書いてあるので、初心者でも簡単に理解することができます。

さらに赤シートもついているので目隠し学習と記憶の定着も確認できます。

ITパスポート試験ドットコムの過去問道場

「ITパスポート試験過去問道場」は、ITパスポート試験過去問題(2200問)の中からランダムに出題する完全解説付きのWeb問題集です。

スキマ時間を活用して過去問演習に取り組めて、無料・PC/スマホ/タブレット対応・学習履歴管理可能です。

ITパスポート試験ドットコムの過去問道場

過去問道場

ITパスポート試験過去問道場

学習成績をSNSでシェアしてりCSVデータで管理することもできて便利です。

IT未経験の社会人でも独学で合格する勉強法のまとめ

パソコンでまとめる

今回は記事は、ITパスポートに独学で合格した実績をもつ私が、忙しい社会人が未経験でもITパスポート独学で合格する為に必要な問題集とテキスト・行動スケジュールについて説明させていただきました。

この記事のポイントは4つです。

  • IT未経験の社会人でも独学で十分に合格できます。
  • ITパスポートを取得するメリットは自己成長や就職・転職時のアピールに繋がります。
  • スケジュールを決めるうえで、役立つのが【MACの法則】です。
  • 問題集とテキストは、【いちばんやさしいITパスポート 絶対合格の教科書】と【ITパスポート試験ドットコムの過去問道場】がオススメ

是非、この記事の内容を参考にしていただきITパスポートに合格して、なりたい自分になってください。

今回は独学での勉強法を紹介しましたが、社会人は、予定通りいかないことがあって当たり前です。
なので、確実に合格を目指すなら内容がまとまっている通信講座やオンライン講座を利用してみるのもひとつの方法です。

社会人にオススメの通信講座・オンライン講座はこちら

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なお、おすすめオンラインスクールは【無料あり】社会人でも資格が取れるおすすめするオンラインスクール3校にまとめていまして、無料プランとかも多いので、独学とも検討しつつがいいかなと思います。

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shingo現役サラリーマン

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◇このブログでは、15年以上DTPデザイナーとして、学んできたデザインやパソコンのセキュリティ知識・参考になった書籍などを紹介しています。
たまに、脇道にそれることもあります。

◇個人で手掛けたデザインは【ポートフォリオ】に掲載中
 フッターから見ることができます。

◇取得資格
・情報セキュリティマネジメント
・ITパスポート
・色彩検定 2級
・色彩検定 UC級
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その他・・・・

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Shingo
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◇このブログでは、15年以上DTPオペレーターとして、学んできたパソコンのセキュリティ知識や参考になった書籍などを紹介しています。
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