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あなたは、IoT家電のセキュリティ対策をされていますか?
この記事では、被害に遭わない為にIoT家電のセキュリティ対策について4章構成で解説します。
実は、IoT家電にもセキュリティ対策は必要なんです。
なぜなら、セキュリティ対策をしていないと、乗っ取り被害や個人情報の流出に繋がるからです。
IoT家電は、インターネットと繋がっているので、ウイルスをはじめとした様々な攻撃の標的になり得ます。
そのため、被害に遭わないようにするには、IoT家電のセキュリティ対策が重要になってきます。
なので、今回の内容は国家資格 情報セキュリティマネジメントを取得している著者が、総務省とIPA 独立行政法人 情報処理推進機構などの情報を元にIoT家電のセキュリティ対策をお伝えします。ぜひ本記事を参考にしてください。
参考にしていただければ、「セキュリティ対策の知識力アップ」や「ご自身や周りの人が被害に遭わないよう守ること」ができ、IoT家電を安心して利用できます。
1.IoT家電の被害事例
・カメラを遠隔操作される
・システムへの不正アクセスく
・生活週間などの個人情報が盗まれる
2.IoT家電が狙われるポイント
・初期設定のまま使用している
・脆弱性があるまま使用している
・初期化していない
3.IoT家電のセキュリティ対策
・ネットワーク接続前
・ネットワーク接続後
・IoT家電を廃棄するとき
・不審な通信を感じたら
4.まとめ|IoT家電のセキュリティ対策ができる。被害に遭わない為の方法
1.IoT家電の被害事例
ニュースで【IoTテロ】や【個人情報流出】と聞くと大手企業や大規模な犯罪を想像していまし、自分自身には関係ないと思われがちですが個人レベルでも被害は発生しています。
この章では、IoT家電の被害事例を3つ紹介します。
1.カメラを遠隔操作される
2.システムへの不正アクセス
3.生活週間などの個人情報が盗まれる
カメラを遠隔操作される
インターネットに接続しているカメラの場合、ウイルスの感染や不正アクセスによって悪意を持った第三者に勝手に操作されてしまう危険性が存在します。
事例)監視カメラやWEBカメラの付いている家電を乗っ取られ盗撮・盗聴されインターネットの上に流失されてしまった。
システムへの不正アクセス
システムへ不正アクセスされプログラムを改ざんされ予期せぬ動作をされたり、遠隔操作をされたりする
事例)2017年1月、心臓ペースメーカーの脆弱性から、患者のペースメーカーに不正侵入、プログラミングコマンドの改ざんができてしまう恐れ。バッテリーの急激な消耗、不適切なペース配分等の設定改ざんが行われかねない可能性。
生活習慣の情報が盗まれる
エアコンや洗濯機、照明に不正アクセスがあれば、どの時間帯に機器を使い、在宅しているかなどが筒抜けになってしまいます。
事例)照明機器の使用状況を監視され、家の不在状況を割り出されてしまい空き巣に入られた。
2.IoT家電が狙われやすい理由
前章では、【IoT家電の被害事例】について紹介しました。この章では、【IoT家電が狙われるポイント】を解説します。
現在4人に1人が、何かしらのIoT家電を持っているとの調査結果があり近年、普及率を大きく伸ばしていますが、利用者のセキュリティ意識が低くパソコンに比べてセキュリティが疎かになっているのが現状です。
例えば、ネット犯罪者(クラッカーや愉快犯)は、次の3ポイントを狙ってきます。
1.初期設定のまま使用している
2.脆弱性が(弱点)があるまま使用している
3.初期化(最初の状態に戻す)していない
初期設定のままの使用している
ユーザー名(ログインID)やパスワードが工場出荷時の初期設定のまま変更されていないので、ユーザー名やパスワードの予測が簡単で不正アクセスしやすい
2016年に流行した「Mirai」というマルウェアは、多くの機器の初期設定で使われているユーザー名とパスワード(「admin」「root」「guest」など)でログインを試みる特徴があります。
脆弱性(弱点)があるまま使用している
アップデート(システムを最新にすること)を行っていないため、IoT家電の脆弱性を攻撃して不正アクセスしやすい
初期化(最初の状態に戻す)していない
廃棄・譲渡する前に初期化していない為、Iot家電に残っている所有者の住所やスマホとのペアリング回数などの情報を盗みやすい
3.IoT家電のセキュリティ対策
前章では、【不正利用の被害事例】を紹介しました。この章では、被害に遭わない為に、どのようなセキュリティ対策を施せば良いのかを解説します。
1.ネットワーク接続前
2.ネットワーク接続後
3.Iot家電を廃棄するとき
4.不審な通信を感じたら
ネットワーク接続前
- 初期設定のユーザー名やパスワードを変更する
- 使わない機能を無効化する
- セキュリティ機能を有効化する
ネットワーク接続後
- ソフトウェアのアップデートを行う
- 定期的にアップデートを行う
- 使用しない時はIoT家電の電源をオフにする
Iot家電を廃棄するとき
- Iot家電を初期化する
- 初期化機能がない場合は物理的に破壊する
不審な通信を感じたら
- LANケーブルを抜いたり、無線LANの接続を切るなどし、ネットワークと切り離す
- 不正アクセスを受けたIoT家電の電源を切る
- IoT家電を初期化する
4.まとめ|これでIoT家電のセキュリティ対策ができる。被害に遭わない為の方法
この記事では、被害に遭わない為にIoT家電のセキュリティ対策について4章構成で解説してきました。
Iot家電のセキュリティ対策は難しくないです。以下のポイントを実践するれば、安心してIot家電を使用することができます。
- 初期設定のユーザー名やパスワードを変更する
- 使わない機能を無効化する
- セキュリティ機能を有効化する
- ソフトウェアのアップデートを行う
- 定期的にアップデートを行う
- 使用しない時はIoT家電の電源をオフにする
- Iot家電を初期化する
- 初期化機能がない場合は物理的に破壊する
- LANケーブルを抜いたり、無線LANの接続を切るなどし、ネットワークと切り離す
- 不正アクセスを受けたIoT家電の電源を切る
今回は、総務省とIPA 独立行政法人 情報処理推進機構などの情報を元にIoT家電のセキュリティ対策をお伝えしました。セキュリティ対策は、重要なのですぐに対策をとってください。
最後に今回お伝えしたかった最も重要なことは「Iot家電の被害は他人事ではない」と言うことです。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
以上「これでIoT家電のセキュリティ対策ができる!被害に遭わない為の方法を解説」の記事でした。See you later