フリマアプリ「メルカリ」を利用している人達の意識・実態調査の結果がメルカリ総合研究所より発表がありました。
その結果とは、メルカリで100円以下の利益で出品する人が4人に1人いるそうです。
この記事では、結果のハイライトとして、なぜ?100円以下の利益で出品する利用者か4人に1人いるのか、そして何に動機付けられてフリマアプリを使用するのかを紹介したいと思います
フリマアプリを利用している方
利益が100円以下で出品されている方
1.「100円以下でも出品する」理由
フリマアプリの利用経験がある2115人を対象に、100円以下の利益で出品する頻度は?との質問では、22.0%の人が、「3回に1回」以上の頻度で利益の少ない取引(少額取引)をするとのこと、さらに女性が63.3%を占める。
利用目的を聞いた質問では、「捨てることがもったいない」と「節約、お得に買い物をする」「誰かの役に立つ」の回答に注目していただきたい。少額取引利用者と高額取引利用者身の差が平均12%もあることだ。
少額取引利用者は、不用品を売ることで、手軽に社会とつながれることにメリットを感じることで100円以下の利益でも出品しているようだ。
2.メルカリハイの発生
「メルカリハイ」とは、少額の利益しか得られなくても、出品した時点で「捨てる罪悪感」から解放される。さらにそれが誰かに売れることで、「承認欲求」が満たされ、そしてそれが一種の快感へと繋がり、常に身の回りの売れそうなモノを探すようになる心理状況
さらに調査で、「フリマアプリで自身が出品した商品が売れること」で承認欲求が満たせると感じている利用者が70.3%いることも分かっている。フリマアプリユーザーにとっては、SNSよりも承認欲求を満たせるツールになりつつあり、この割合は、「自身のSNS投稿にコメントが入ること」で承認欲求が満たされる割合(55.7%)や、「誕生日を祝ってもらうこと」(60.3%)よりも多かった。一方で、「お給料が上がること」(83.6%)、「家族に褒められること」(76.1%)よりも少ない
こうした傾向は女性に強い。調査では少額取引利用者のうち、出品物が売れた際の感情として「嬉しい・楽しい」と回答した379人に理由を聞いた。両性とも「使えるモノを捨てる罪悪感がなくなるから」と答えた人が最も多かったが「他者に評価されたと感じるから」という回答では性別によって大差がついた。男性は10.8%だったのに対し、女性は33.6%が回答。
3.まとめ
最後にまとめると、少額利用者は、承認欲求を満たすために、4人に1人が「3回に1回以上」の頻度で、利益が100円以下でも出品しており、さらに常に身の回りの売れそうなモノを探すようになるメルカリハイの状態に陥っている人達がいる。
私もフリマアプリを利用して利益が100円以下の商品を出品したことがあるが、写真を撮ったり商品説明を書いたりするのに、それなりに時間がかかっているので、利益が100円以下だと時給が数十円になるので考えてしまうときがある
以上「メルカリの利用者で7割が100円以下」の記事でした。
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