llustratorで、連番を1つずつ手入力していませんか。
チケット番号、座席番号、商品番号、図面番号など、番号を順番に入れる作業は現場でよく出てきます。
数が少なければ、手作業でもなんとかなります。
でも、数が増えると一気に面倒になります。
途中で番号を飛ばしたり、同じ番号を入れたり。
あとから修正が入ると、確認だけでも時間を取られます。
こうした連番入力の手間を減らすために、選択したテキストへ番号をまとめて入れられる無料スクリプトを用意しました。
001、002のようなゼロ埋めにも対応しているので、チケットやラベルの番号付けにも使いやすいです。
連番入力を手作業で直しているなら、スクリプトで自動化するとかなり楽になります。
ーProfileー
Illustrator歴15年以上のデザイナー。
本ブログでは、Illustratorのスクリプト活用・業務効率化を発信しています。
関連記事:
無料で使えるIllustratorスクリプト一覧
- 連番スクリプトでできること
- 主な機能
- こんな作業におすすめ
- ダウンロードと対応環境
- ダウンロード
- 対応環境
- 使い方
- 基本の使い方
- うまく動かないとき
- 使用前の注意点
- バックアップについて
- 商用利用・著作権について
- まとめ:連番入力はスクリプトで自動化できる
連番スクリプトでできること

このスクリプトは、Illustratorで選択したテキストに連番をまとめて入れるためのツールです。
1つずつ番号を打ち直さなくていいので、チケット番号や座席番号のような作業をかなり楽にできます。
たとえば、空のテキストを複数選択して「001、002、003」のように番号を入れられます。
すでに入っている数字だけを、連番に置き換えることもできます。
手入力で起きやすい番号飛びや重複を減らせるので、確認作業の負担も軽くなります。
主な機能
主な機能は、以下の5つです。
* 開始番号を指定できる
* 増分を指定できる
* 桁数を指定できる
* 001、002のようなゼロ埋めに対応
* 既存テキスト内の数字だけ置き換えられる
開始番号を「1」、桁数を「3」にすると、001から連番を作れます。
開始番号を「10」にすれば、010、011、012のように途中の番号から始められます。
増分を変えると、1、6、11のように番号を飛ばして入れることもできます。
また、既存テキスト内の数字だけを置き換えられるため、すでに作った番号付きデータの修正にも使いやすいです。
こんな作業におすすめ
このスクリプトは、同じ形式の番号を何度も入れる作業に向いています。
たとえば、以下のような場面です。
* チケット番号を作る
* 座席番号を入れる
* 商品ラベルに番号を振る
* 図面番号を整理する
* 管理番号をまとめて修正する
特に、あとから番号の開始位置が変わる作業では便利です。
手作業だと、途中の番号だけズレたり、修正したつもりで見落としたりすることがあります。
連番スクリプトを使えば、番号のルールを決めてまとめて処理できます。
連番入力のように、毎回同じ手順で行う作業はスクリプト化しやすいです。
自分の作業に合わせたIllustratorスクリプトを作ってみたい方は、生成AIを使った作成方法も確認してみてください。
関連記事:
Illustratorスクリプトを生成AIで作る方法
次は、スクリプトのダウンロードと対応環境を確認していきます。
ダウンロードと対応環境

ここでは、スクリプトのダウンロードと対応環境を確認します。
このスクリプトは無料で使えます。 ただし、Illustratorの環境によって動き方が変わることがあります。
仕事のデータでいきなり使うのではなく、まずはコピーしたデータで試してください。
また使用前に、公開スクリプト共通の使用前の注意点を必ずご確認ください。
ダウンロード
以下のボタンから、連番入力スクリプトをダウンロードできます。
ダウンロード後に「ここだけ変えたい」と感じた場合は、
生成AIに動きを伝えて、自分用に調整する方法もあります。
対応環境
対応環境は以下の通りです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対応アプリ | Adobe Illustrator |
| スクリプト形式 | JSX |
| 対応OS | macOS / Windows |
| 対象 | テキストフレーム |
| 動作確認 | Adobe Illustrator 2024 |
このスクリプトは、Illustrator上のテキストフレームを対象にしています。
図形や画像だけを選択している場合は、連番を入力できません。
また、ロックされたオブジェクトや編集できないテキストは、正しく処理できない場合があります。
対応OSやIllustratorのバージョンは、確認できた範囲で記載しています。
すべての環境での動作を保証するものではありません。
本番データで使う前に、必ずテスト用のデータで動作を確認してください。
準備ができたら、次は実際の使い方を見ていきます。
使い方
ここからは、連番入力スクリプトの使い方です。
基本の流れは、テキストを選択して、番号のルールを決めるだけです。
はじめて使う場合は、コピーしたデータで試してから本番データに使ってください。
まずは、スクリプトを使う流れを画像で確認しておきます。

スクリプトを初めて使う場合は、ダウンロード後にIllustratorへ読み込む必要があります。
入れ方がわからない方は、以下の記事で確認できます。
関連記事:
Illustratorスクリプトの入れ方と使い方
基本の使い方

まず、Illustratorで連番を入れたいテキストを選択します。
その状態でスクリプトを実行すると、設定画面が開きます。
基本の手順は以下です。
1. 連番を入れたいテキストを選択する
2. スクリプトを実行する
3. 「開始番号」を入力する
4. 「増分」を入力する
5. 「桁数」を入力する
6. 必要に応じて「連番の前に付ける文字」を入力する
7. 置換方法を選ぶ
8. 連番を振る順番を選ぶ
9. 「プレビュー」で確認する
10. 問題なければ「OK」を押す
「開始番号」は、最初に入れる番号です。
たとえば「1」にすると、1から連番が始まります。
「10」にすると、10から始められます。
「増分」は、番号の増え方です。
通常は「1」で問題ありません。
「5」にすると、1、6、11のように番号を飛ばして入力できます。
「桁数」は、001、002のようなゼロ埋めに使います。
3桁にしたい場合は「3」と入力します。
ゼロ埋めしない場合は「0」のままで大丈夫です。
置換方法は、以下から選べます。
* 連番に置き換える
* 既存テキストの前に追加する
* 既存テキストの後ろに追加する
* 既存テキスト内の数字だけ置き換える
たとえば、空のテキストを001、002、003にしたい場合は、 「連番に置き換える」を選びます。
「No.001」のようにしたい場合は、 「連番の前に付ける文字」に「No.」と入力します。
すでに「A-01」のような文字が入っている場合は、 「既存テキスト内の数字だけ置き換える」を使うと便利です。
プレビューで問題なければ「OK」を押します。
OKを押しても、スクリプトの画面はすぐには閉じません。 続けて別のテキストにも連番を入れられます。
作業を終えるときは「キャンセル」を押してください。
うまく動かないとき
うまく動かないときは、まず選択している内容を確認してください。
このスクリプトは、テキストフレームを対象にしています。
図形や画像だけを選択している場合は、処理できません。
よくある原因は以下です。
* テキストを選択していない
* 図形や画像だけを選択している
* テキストがロックされている
* 編集できないオブジェクトを選択している
* 桁数や増分に数字以外を入れている
まずは、通常のテキストを1つだけ選択して動くか確認してください。
それでも動かない場合は、Illustratorの環境やスクリプトの実行方法が原因かもしれません。
詳しい対処法は、以下の記事にまとめています。
関連記事:
Illustratorスクリプトが動かない時の解決策
使い方が確認できたら、次は使用前の注意点を確認しておきます。
使用前の注意点

本記事で紹介しているスクリプトは、商用利用も可能です。
ただし、スクリプトを実行すると、データの内容が変更されます。
予期せぬエラーやデータ損失を防ぐため、使用前に以下の注意事項と免責事項をご確認ください。
バックアップについて
スクリプトを実行する前に、必ずIllustratorデータを保存してください。
できれば、本番データではなくコピーしたデータで動作確認することをおすすめします。
特に、入稿前のデータや修正中のデータでは注意してください。
スクリプトの実行前に確認しておきたい点は、以下の通りです。
* スクリプト実行前にデータを保存する
* コピーしたデータで動作確認する
* 使用しているIllustrator環境で正しく動くか確認する
* テキストの内容やレイアウトが崩れていないか確認する
Illustratorのアップデートにより、スクリプトの動作が変わる場合があります。
アップデート後の不具合については、サポートできない場合がありますので、あらかじめご了承ください。
商用利用・著作権について
本記事で紹介したスクリプトは、商用利用可能です。
仕事で使うデータにも利用できます。
ただし、使用にあたっては以下の内容をご確認ください。
* ご利用はすべて自己責任でお願いいたします
* スクリプトの使用によるトラブルや損失について、当方は一切の責任を負いません
* 商用利用における成果物の品質や結果についても、当方では責任を負いかねます
* 本スクリプトの著作権は制作者に帰属します
* 無断での転送・販売・再配布は禁止いたします
便利なスクリプトですが、本番データで使う前には、必ず保存と動作確認を行ってください。
まとめ:連番入力はスクリプトで自動化できる

今回は、選択したテキストフレームに自動で連番をつける
Illustratorスクリプト【text_number】を紹介しました。
手作業で001、002、003……と入力していると、
番号の飛びや入力ミスが起きやすくなります。
text_numberを使えば、選択したテキストにまとめて連番を入れられるので、
名札、整理番号、チケット、管理番号などの作業がかなり楽になります。
このスクリプトをそのまま使うだけでも便利ですが、
実務では「開始番号を変えたい」「桁数を変えたい」
「別のルールで連番を入れたい」と感じることもあります。
そんなときは、生成AIに作りたい動きを伝えて、
自分用のIllustratorスクリプトを作る方法もあります。


















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