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- スクリプトってどこにあるの?
- どうすれば、使えるの?
- なぜスクリプトを使うと、作業効率があがるの?
Illustratorスクリプトの存在は、知っているけど使い方がわからない人は多くいますよね。
そこで、今回はIllustratorスクリプトの使い方について、画像を交えて詳しく解説します。
ネット上に配布されているスクリプトも紹介するので、ぜひ参考にしてください。
Profile
この記事を書いている私は、DTPデザイナーとしてIllustratorの操作経験が15年以上あり、スクリプトも自分の業務で必要になったものを自ら作成し、デザイン作業の効率化を図っています。
最近では、当ブログでも自作スクリプトを公開しています。
Illustratorのスクリプトとは新しい機能を導入してくれる
Illustratoスクリプトとは、VBScriptやJavaScript、AppleScriptの言語で書かれたプログラムで、このプログラムを実行することで、Illustratorには本来そなわっていない機能を追加したり単純作業を自動化することができます。
例えば【繰返す単純作業】の場合、スクリプトを使うことで、
・繰返し作業を自動処理してくれる
・作業ミスを軽減できる
・人が作業するよりも高速で処理してくれる
などの点で作業効率がアップします。
なお、次の記事ではIllustratorスクリプトを自作する方法についてスクリプトコードの事例を交え解説しているのでよければ参考にしてください。
Illustratorスクリプトを使う3つの方法
前章では、「Illustratorのスクリプトとは?」について解説しました。ここからはスクリプトの使い方について解説します。
スクリプトを用意する
まず、使いたいスクリプトを用意します。用意する方法下記のとおりです。
・ネット上で配布(無料・有料)されている物を入手する
・テキストエディタを利用して自作する
ネット上で配布されているスクリプトには、次のようなものがあります。
・テキストに指定した文字や連番を追加する
・改行キーを1秒ですべて取り去る
・オブジェクトの大きさを揃える
おすすめのスクリプトについて、こちらの記事で詳しく紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
スクリプトをフォルダに格納する
スクリプトの用意ができたら
- アプリケーション/Adobe Illustrator xxxx/Presets/ja_JP/スクリプト(mac)
- C:/Program Files/Adobe/Adobe Illustrator xxxx/Presets/ja_JP/スクリプト(Win)
- デスクトップ
- 管理しやすいフォルダ
などにスクリプトを移動させます。
スクリプトの使い方
スクリプトの移動ができたら下記の方法を使って実行しましょう。
ドラッグアンドドロップ
使いたいスクリプトを選択し起動しているIllustratorに移動する
ファイルを選択して実行
Illustratorメニューの[ファイル]→[スクリプト]
テキストエディタから実行
「Adobe Extendscript Toolkit」や「 Visual Studio Code 」のテキストエディタから使いたいスクリプトを開き実行する。
なお!Illustratorスクリプトのための【Visual Studio Code】については下記の記事で詳しく解説していますので、参考にしてください。
今回紹介した方法以外にも「アクション」から実行する方法などもあります。
もし、スクリプトが実行されない場合は一度、Illustratorを終了してから立ち上げ直してくだい
Illustratorのスクリプトまとめ
今回の記事は、Illustratorスクリプトの使い方について解説しました。
Illustratorスクリプトは、繰返しの単純作業などを自動化することで作業の効率化を図ることができる大変便利なものです。まずは、ネット上に配布されているスクリプトからダウンロードして使ってみてください。
というわけで今回は以上です。
『今からでも間に合う!Illustratorスクリプトの使い方【超入門】』を最後までお読みいただきありがとうございました。
Illustratorスクリプトのおすすめ書籍!
また、以下の記事で今回紹介した書籍以外にもスクリプトに関する書籍を紹介しているので参考にしてください。