訪問して頂きありがとうございます。
今回は、illustratorを使っている方向けに
- 単純作業を自動化したい
- scriptを利用して日付を習得したい
- 月と日を二桁表示したい
こんな疑問に答えます。
この記事は、DTPデザイン歴15年以上の私が【illustratorのスプリクト機能】で使える javaScriptを利用した日付取得Codeを紹介します。
参考にしていただければ毎回、日付を入力する単純作業から開放されますよ
プログラムが苦手な人は、ソースコードを【Adobe ExtendScript Toolkit】や【メモ帳】などにペーストして使ってくだい
今回紹介する【日付を自動取得する】を応用して作成したのが【illustratorスプリクト機能で[表題欄]を自動作成してくれるコード】です。併せて参考にしてください
日付を取得するソースコード
JavaScriptで日付を取得するには、「Date」オブジェクトを使います。
var now = new Date();//今日の日付を取得
var year = now.getFullYear();//年を表示
var month = now.getMonth()+1;//月を表示
var date = now.getDate();//日を表示
var day = year +"/"+ month +"/"+ date;//年・月・日をまとめる
alert(day);//アラート画面に表示
月と日を二桁表示するソースコード
取得したままの日付だと月と日が一桁表示になってしまいます。
そこので、javaScriptのfunctionとif文を利用して二桁表示できるようにします。
//ファンクションでIF関数を書くことで同じコードを2回書かなくてもいい
var dayZero = function (zero) {
if (zero <10) {//数字が10以下ならゼロを足す
zero = "0" + zero;
}
return zero;
}
var now = new Date();
var year = now.getFullYear();
var month = now.getMonth()+1;
month = dayZero(month);
var date = now.getDate();
date = dayZero(date);
alert(day);
※赤文字は追加したコード
Scriptで日付を自動取得するソースコードのまとめ
ここの記事は、illustratorのスプリクト機能で使える javaScriptを利用した日付取得Codeを紹介してきました。
全てのcodeをまとめると
var docObj = activeDocument;//アクティビティドキュメント
var dayZero = function (zero) {
if (zero <10) {
zero = "0" + zero;
}
return zero;
}
var now = new Date();
var year = now.getFullYear();
var month = now.getMonth()+1;
month = dayZero(month);
var date = now.getDate();
date = dayZero(date);
var day = year +"/"+ month +"/"+ date;
//取得した日付をテキストとして書き出す
var textObj = docObj.textFrames.add();
textObj.contents = day;
是非、今回の記事を参考にして頂き【日付を毎回入力する煩わしさ】から開放されましょう。
というわけで、今回は以上です。
〈illustratorで【日付を自動取得する】javaScript Code〉を最後まで読んでいただき有難う御座いました。
See you later
illustratorの自動化でオススメの書籍
普通のJavaScriptの書籍はWEB制作を前提で書かれているので、Adobe illustratorやphotoshopを制御するには役に立ちずらいです。
そこで、AdobeのApplicationを制御することに特化した書籍を2冊紹介します。
Adobe JavaScriptリファレンス (NextPublishing)
AdobeのApplicationで共通する制御コマンドを網羅的に解説している1冊
illustratorやphotoshopなど特有のコマンドについては解説させていません
Illustrator自動化基本編 (Adobe JavaScriptシリーズ(NextPublishing))
Adobe JavaScriptリファレンスで解説させていないillustratorの特有コマンドを解説している1冊です。
サンプルコードなどが記載されているので、プログラムが苦手な人でもスプリクトを気軽に利用することができます。
詳しくはデザイナーの秘密武器!【Illustrator自動化 基本編】を紹介で紹介しています。