あなたは、【ダークウェブ】の存在をご存知ですか?
実は、あなたがよく利用しているインターネット上のWEBは、ほんの一部で専用ツールを使用しないと見ることができないWEBが存在します。
あたなは、ダークウェブは自分とは関係ないと思うかもしれませんが、無関係なものではありません。
なぜなら、【ダークウェブ】は、個人情報などの違法な取引や犯罪の温床になっているからです
この記事では、【ダークウェブ】の解説と犯罪対策を紹介します。
記事を読み終えることで、あなたは【ダークウェブ】の存在を知り犯罪から自己防衛できるようになります。
ダークウェブについて知りたい方
子供や祖父母がインターネットを利用している方
犯罪に巻き込まれたくない方
1.ダークウェブの存在と危険性
この章では、ダークウェブについて解説します。
まず始めに、インターネット上のwebサイトの区分について説明します。
インターネット上のwebサイトは、【サーフェスウェブ(表層web)】と【ディープウエブ(深層web)】の2つに大きく分けられます。【サーフェスウェブ(表層web)】は、googleやyahooなどの一般的な検索エンジンで検索しても見つける事ができ、Microsoft Edge(Internet Explorer)をはじめSafariやgoogle Chromeなどのwebブラウザダーで見ることが出来きます。
次に【ディープウエブ(深層web)】は、googleやyahooなどの一般的な検索エンジンで検索しても見つけることができません。例えば、ログインが必要な会員制サイトやSNSの非公開ページなどがあります。そして【ディープウエブ(深層web)】には、匿名性や追跡回避などの特別な技術を使用し簡単にはアクセスできないようにしている特別な領域があり、この領域をダークウェブと呼びます。
・Microsoft Edge(Internet Explorer)をはじめSafariやgoogle Chromeなどのwebブラウザでは見ることが出来ない
上記の理由から、基本的にMicrosoft Edge(Internet Explorer)やSafari・google Chromeを使用している人は、ダークウェブを見ることが出来ない。なのでダークウェブを見るには、URLを直接入力してアクセスするしか方法はないうえ、アクセスするには特別なwebブラウザが必要になってくる。
ダークウェブの存在自体は、違法性がないが、ダークウェブの性質上、違法性の高い情報や違法な物の取引に使用される事が多く犯罪の温床になっているのが現状です。
ダークウェブの典型例が闇市場です。そこでは、違法な情報やwebコンテンツ、マルウェアやツールキットなどもあり、さらにクレジットカード情報・メールアドレス・住所・電話番号・銀行口座・個人が利用するサイトのID及びパスワードが売買されています。
このことから、情報漏洩によりあなたの個人情報も悪用される可能性があります。
次の章は、ダークウェブの犯罪対策の説明。
2.ダークウェブの犯罪対策
前章では、ダークウェブの存在と危険性について説明した。この章で、ダークウェブの犯罪対策を説明する。
ダークウェブから自分の個人情報を守る上で最も大切なことは、「興味本位でダークウェブに近づかない事」です。なぜならダークウェブやダークウェブに到達する経路にマルウェアなどが仕掛けられていることもあるからです。
それを踏まえて以下の対策を実践しましょう。
様々なサービスで、同じIDやパスワードを使い回している方は多いです。ネット犯罪者は、ダークウェブなどを介して入手した情報(IDやパスワード)を用いて各種サービスへの侵入を試みます。このため、あなたが利用してい複数のサービスに同一のIDやパスワードを使い回していると、利用しているサービスを芋づる式に乗っ取られる危険性が高まります。
IDやパスワードは、利用するサービスごとに個別に設定しましょう。完全に別物にする必要はなく一部を変更するだけでも、有効です。
利用しなくなったサービスのアカウントを残している方も多いです。サービスのアカウントを残していても不正利用や情報漏洩の危険性が高くなるだけです。
個人情報や金銭がからむ情報は削除、あるいはダミー情報などで上書きしてからサービスを解約しましょう。アプリがある場合は解約後にアンイストールすることがオススメです。
ネット犯罪者は様々な方法で、あなたの情報を搾取しようとしています。その危険性を下げるためには、PCやスマホなどにセキュリティソフトを導入しておくことが不可欠です。各種OSやアプリを最新のバージョンにしておくことも重要です。
またネット犯罪者は様々な方法で取得した個人情報などのリストを自ら悪用するだけではなく、ダークウェブ上の闇市場で売買することもこともありますので、ダークウェブモニタリングなどと呼ばれるセキュリティ製品も利用するとより危険性を下げる事ができます。
※ダークウェブモニタリングとは、予め登録した個人情報がネットへの流失を検知したら、利用者へ通知してくれるサービスです。
クレジットカード情報の流失は、不正使用につながるため、あなたに身に覚えのない使用履歴がないか、こまめに確認しましょう。、
もしクレジットカードが不正使用されていた場合は、即座にカードの利用を停止するなどの被害が拡大するのを止めるような動き、場合によっては警察に相談しましょう。クレジットカード会社によっては「損害補償の届け出は60日前から」などと規約が設けられています。そのためクレジットカード会社に連絡が遅れると保証対象外になってしまうこともあるので、日頃から使用履歴を確認する癖をつけましょう。
次の章は、本記事のまとめ。
3.まとめ
2つの章で、ダークウェブの解説とダークウェブの犯罪対策について説明した。さて最後にまとめておくと。
ダークウェブはインターネット上に存在する闇の部分です。あなたが普段インターネットを利用する上では、ダークウェブにアクセスすることはできませんが、まったく無関係なものではありません。
ダークウェブ上の闇市場では、個人情報やクレジットカード情報などの違法な物が売買されているので、あなたの個人情報が含まれている可能性もあるので、セキュリティソフトを導入するなど個人情報の取り扱いには十分に気をつけましょう。もし、利用していサービスで情報漏洩が発覚した場合は、公式の注意喚起や案内を必ず参照してください。冷静な対処するためには、まず正しい情報を入手することが大切だ。
1.ダークウェブはインターネット上に存在する闇の部分
2.個人情報などの違法な物が売買されている
3.インターネットを利用する以上無関係ではない
4.興味本位でダークウェブに近づかない
5.パスワードを使い回さない
6.ダークウェブモニタリングを導入する
7.漏洩に気づいてら、正しい情報を入手して冷静に対処する
今回の内容は、あなただけではなく、インターネットを利用している祖父母や子供たちにも説明していただけるとさいわいです。
今回のおすすめの本としては、ダークウェブについて学べる本を紹介しておきます。
最後まで読んで頂きありがとうございます。 以上「【ダークウェブ】の世界!あなたの知らない驚異を解説」の記事でした。See you later