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この記事では、色彩検定UC級を受験する人の為に、独学で一発合格する勉強方法を紹介します。
色彩検定UC級に挑戦するので、毎日バリバリ勉強して一発合格したと思っているけど毎日、仕事で帰りも遅いので「勉強」をする時間が取れない人も多いはず!
私自身も会社員なので、よくわかります。
なので今回は、色彩検定UC級を受験するけど、勉強時間が取れない人の為に【内閣府認定 公益社団法人 色彩検定協会】の情報と私自身が一発合格した勉強方法を4章構成でお伝えします。ぜひ本記事を参考にしてください。
1.色彩検定UC級とは
・UC級で必要な知識とは
・UC級の実施概要
・UC級を合格するメリットとは
2.色彩検定UC級 テキスト・問題集
・公式テキスト
・公式問題集
3.色彩検定UC級の勉強方法
・学習のスケジュールを立てる
・テキストを読む
・過去問を解く
・重点的にd覚えたポイント
4.色彩検定UC級を合格する為の勉強方法のまとめ
参考にしていただければ、受験する上で「効率のいい勉強方法は?」「どのポイントが重要なの?」といった悩みやがなくなり苦労せずに合格することができます。
ちなみに、私が今までに取得して仕事で活かせている資格については、コチラの記事で解説しています。
1.色彩検定UC級とは
この章では、【色彩検定UC級とは】につて3つのポイントに分けて解説します。
その前に「UC級(色のユニバーサルデザイン級)」とは、色彩検定協会が、「色に携わる全ての人が色覚の多様性について正しい知識を持ち、配慮をすることができる」社会の実現に向け、2018年に新設した検定です。
色彩検定協会のメルマガによるとUC級は「『落とすための試験』ではなく『UCの考え方を広く知ってもらい、学習してもらうためのきっかけ』となる事を願って創設された」級とのことなので、色彩に関する勉強未経験者の方でも大丈夫です。
UC級で必要な知識とは
世界中には遺伝や老化、その他の要因で、色の見え方が異なる方がたくさんいらっしゃいます。
その方々が、どういう色が見づらいのか、 どうすれば見やすくなるのか、その見づらさについてなどの知識が必要になります。
- 色の見える仕組み
- 視覚の多様性
- ユニバーサルデザイン
- 高齢者の見え方
- 視覚の多様性や高齢者の見え方に配慮した配色方法
UC級の実施概要
- 主 催;内閣府認定 公益社団法人 色彩検定協会
- 実施期間;夏期(6月)冬期(11月)
- 試験方法;マークシート方式(一部、記述式)
- 検定料 ;6000円
- 試験時間;60分
- 受験資格;制限なし
- 合格ライン;満点の70%前後(問題の難易度により多少変動)
- 内 容 ;色が見えるしくみ、ユニバーサルデザイン、色覚多様性、高齢者の見え方など。配色における注意点や改善方法を理解している。
UC級と併用で3級・2級・1級も受験することができます。
2級に合格する勉強法は【必見】色彩検定2級の独学で合格するための勉強法を実績を元に解説で解説しています。
UC級を合格するメリットとは
私自身がUC級を取得して感じたメリットは
- 説得力が増すので社内での評価が上がる
- 入札やコンペ案件で、加点して貰える(条件による)
- UCアドバイザーの公式ロゴを使えるようになる(名刺とうに使用可能)
学生の方でデザインや色彩に関連する学校に通っていたり、これから目指すのであれば是非取得をお勧めします。
日本でもユニバーサル社会の実現に向けた諸施策の総合的かつ一体的な推進を図るため、ユニバーサル社会推進会議が設置されるなど、政府がバリアフリー・ユニバーサル推進を進めているので、今後ユニバーサルデザインの需要は、どんどん高まっていきます。
公式サイトより【色彩検定 合格者の声】を読むことで、もっとメリットを感じてもらえると思います。
ちなみに色彩検定UC級を取得するにあたり、掛かった費用は
受験料:6000円
公式テキスト:2530円
問題集:2020年度版 550円+2019年度版 990円
総合計:10070円
1.遺伝や老化・その他の要因で色の見え方が異なる人がいる
2.年2回 内閣府認定 公益社団法人 色彩検定協会が主催している
3.ユニバーサルデザインの需要は、どんどん高まっていく
2.色彩検定UC級 テキスト・問題集
前章では、【色彩検定UC級とは】について解説しました。この章では、私自身が使用した【色彩検定UC級 テキスト・問題集】を紹介します。
私は、公式テキスト1冊と問題集を2冊購入しました。
公式テキスト
UCとは色のユニバーサルデザイン、つまり「色覚の多様性に配慮した、誰もが見やすい色使い」のこと。様々な色覚特性を理解し、誰もが暮らしやすい社会を目指すために必要な色使いの知識や改善方法などをわかりやすくまとめています。
引用元;色彩検定協会
公式問題集
色彩検定各級の過去(各年度)の試験問題と解答、及び丁寧な解説がついています。 問題の傾向が把握できるため、検定試験対策に最適です。
引用元;色彩検定協会
1.公式テキストが販売している
2.公式問題集が複数年分販売している
3.色彩検定UC級の勉強方法
前章では、【色彩検定UC級 テキスト・問題集】を紹介しました。
この章では、UC級の勉強方法を4つポイントに分けて解説します。
学習のスケジュールを立てる
UC級に合格するぞ!と決めたが何から始めればいいか分からない…という方も少なからずいます。合格するうえで重要になってくるのが計画です。
試験日という期限までに効率的な勉強し合格する。そのためには、合格水準に達するための計画を立てなければなりません。
計画を立てる上で必要になるのがスタートとゴールです。
ゴールは、試験日と合格ラインの70%を設定します。
スタートは、過去問を解き、現時点で何%と正解できるか把握し合格ラインの70%との差を確認します。
そこからゴールを逆算してスタート日を設定します。
例えば、現時点で70%以上正解できているのなら試験日1週間前をスタートにしてもいいですし、もし30%以下なら2ヶ月前をスタートに設定した方がいいです。
スタートとゴールが設定できたら1日単位や1週間単位でスケジュールを立てて行きましょう。
○時から○時までといったようにきっちりと時間を指定して計画を立てると、仕事が忙しくて計画通りに勉強ができなかったりするとモチベーションが下がってしまうので、「1週間で参考書を○ページ進める」、「○日で○問の問題を解く」という計画の立て方をオススメします。
仕事が忙しい日もあるので、融通のきくスケジュールを立ててみましょう。
計画を立てることができたら、テキストを読んで、過去問を解いていきましょう。
テキストを読む
テキストは最低2回は読んで、中身を理解しましょう。
1回目の読み方;流し読みをする
最初から内容をすべて理解できるはずはありません。
1回目はUC級の雰囲気を掴むことを目標に、分からない部分は気にせず読破しましょう。
読み終えたら、どのようなことが書かれていたのかをなんとなく思い返してみることが大切です。
2回目の読み方;中身を理解する
1回目を読み終えたら、内容を理解するために再びテキストを読み始めます。
このとき、重要な項目には下線を引いたり、メモ書きをしたりするとより効果的です。
3回目以降の読み方;問題集と合わせて読む
3回目以降は、過去問を解いて間違えた箇所を読むようにしましょう。
過去問で正解できている箇所は飛ばしてもOKです。
過去問を解く
テキストを読んでインプットしたら、次は過去問を解いてアウトプットをしましょう。
過去2年分の問題は100%正解できるようになるまで繰り返し過去問を解きましょう。
時間を測りながら過去問を解いていく
全問解くのに何分くらいかかるのかは人それぞれですが、本番の試験は60分なので、時間配分を意識しながら過去問を解いていきましょう。
もしかしたら本番は問題傾向が変わっていて余計に時間をロスする可能性もあるので5分から10分程度は余裕を持たせるのをおすすめします。
ちなみに私は、本番のとき途中退室する余裕はなかったです。
工夫して過去問を解く
問題集を2回3回と繰り返し解いて慣れてくると、飽きてしまい「ただなんとなく問題を解いている」だけの状態に陥ってしまいます。
それを防ぐ為に慣れてきたら問題集を後ろから解いてみたり、問題集をバラバラにして順番関係なく混ぜ合わせてランダムに解いてみたりしましょう。
自分で問題を作る
過去問を解いていくと、問題の傾向がわかってきます。
わかってきたら、本番で出題されそうな問題を予想して紙に書いていきましょう。
例1)高齢者が識別しずらい色の組み合わせは、何色と何色があるか?
例2)光の三属性とは?
重点的に覚えたポイント
試験対策をしていく上で、私が重点的に覚えたポイントを紹介します。
- 老人性白内障の症状
- 緑内障の症状
- 加齢黄斑変性の症状
- 視覚異常のタイプ
- 視覚検査法
- 色を見る仕組み
- 色のユニバーサルデザインの手順
【老人白内障】【緑内障】【加齢黄斑変性】の3つは症状が似ているので、混同しないようにしっかりと覚えましょう。
1.計画を立てる上で必要になるのがスタートとゴールです。
2.過去問で正解できている箇所は飛ばしてもOK
3.本番は問題傾向が変わっていて余計に時間をロスする可能性もある
4.【老人白内障】【緑内障】【加齢黄斑変性】の3つは症状が似ているので、混同しないようにしっかりと覚えましょう。
4.色彩検定UC級に合格する為の勉強方法のまとめ
この記事では、色彩検定UC級を受験する人の為に、独学で一発合格する勉強方法を紹介してきました。
仕事で帰りが遅く勉強時間が取れない人でも、色彩検定UC級に合格するのは難しくありません。本記事、3章の【色彩検定UC級の勉強方法】を実践すれば、色彩の知識がゼロでも独学で十分に合格できます。
今回は、私が独学で合格するためにおこなった勉強方法をお伝えさせていただきました。実体験と合格した実績をもとにした、本当に役立つ勉強方法なので、ぜひ参考にしてください。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
以上「色彩検定UC級を受験する人必見!独学で一発合格する勉強方法を紹介」の記事でした。See you later
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