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屋外広告士に合格する勉強法

独学合格!デザイナーのための屋外広告士試験・効率的勉強法

  • 忙しくてまとまった勉強時間がとれない
  • デザインの実務経験はあるけど、試験対策のやり方がわからない
  • 独学で本当に合格できるのか不安
  • そんな悩みを抱えていませんか?

    屋外広告士の資格に興味はあるけれど、どう勉強すればいいのか迷ってしまう。
    仕事と両立しながらの勉強は、なかなか大変ですよね。
    時間も限られている中で、効率よく合格を目指したいと思うのは当然です。

    でも安心してください。
    実は、ポイントをおさえれば独学でも一発合格は十分に可能なんです。

    この記事では、屋外広告士試験の内容をふまえた、実践的な勉強法を紹介します。
    学科と実技、それぞれに合った対策をステップごとに解説。

    「これなら自分にもできそう」と思えるヒントがきっと見つかります。
    まずは試験の全体像をつかむところから、一緒に始めてみましょう。

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    Profile
    この記事を書いている私は、15年以上のDTPデザイナー経験を持ち、屋外広告士・色彩検定・情報セキュリティマネジメントなど複数の資格を保有。実務と資格学習の両面から、忙しい社会人でも実践できる独学ノウハウを発信中。
    関連記事:【取得して良かった】デザインの仕事で役立っている資格たち

    屋外広告士試験の概要と難易度


    屋外広告士試験は、「学科試験」「実技試験」の2つで構成されています。
    それぞれに特徴があり、バランスよく対策することが合格への近道です。

    まずは、試験の全体像をつかんでおきましょう。

    試験の構成と内容

    屋外広告士試験は、以下の4つの科目に分かれています。

    • 学科試験A:関係法規
    • 屋外広告物法や条例など、法律に関する知識を問われます。

    • 学科試験B:広告デザイン
    • 色彩や意匠、景観との調和など、デザインに関する理論的な知識が中心です。

    • 学科試験C:設計・施工
    • 構造や設置工事に関する基本的な知識が求められます。

    • 実技試験:設計またはデザイン
    • 課題に沿って、屋外広告物の設計図やデザイン案を制作します。

    難易度と合格率

    屋外広告士試験の合格率は、例年30〜40%前後とされています。
    決して簡単な試験ではありませんが、しっかりと準備すれば独学でも十分に合格可能です。

    特にデザイナーの方は、実技試験で日頃のスキルを活かせる場面が多くあります。
    その分、学科試験でつまずかないよう、計画的な学習が大切です。

    また、学科試験は3科目すべてで60%以上の得点が必要です。
    1科目でも基準を下回ると不合格になるため、まんべんなく対策しましょう。

    試験の全体像がつかめたところで、次は「独学で合格するための勉強ステップ」をご紹介します。
    学科と実技、それぞれに合った効率的な学び方を、順を追って見ていきましょう。



    独学で合格するための勉強法(学科)

    ステップ1:試験範囲の全体像を把握する

    まずは、試験で何が問われるのかをしっかり理解しましょう。
    学科試験は3科目に分かれており、それぞれ出題傾向があります。

    • 関係法規
    • 法律用語が多く、最初はとっつきにくいですが、過去問を使って繰り返し学ぶことで、自然と慣れていきます。

    • 広告デザイン
    • 色彩や構成理論など、デザイナーにとっては比較的なじみやすい分野です。
      ただし、理論的な知識が求められるため、感覚だけに頼らない学習が必要です。

    • 設計・施工
    • この分野では、屋外広告物の構造的な安全性に関する知識が問われます。
      たとえば、風圧や荷重に対する強度計算、使用する材料の特性、基礎構造の安定性などです。
      建築や土木の基礎知識が求められるため、初学者には少しハードルが高く感じるかもしれません。

      しかし、出題される計算問題は基本的なものが中心です。
      公式を覚え、例題を繰り返し解くことで、確実に得点源にできます。

    ステップ2:過去問で仕上げる(実体験)

    試験範囲をひと通り学んだら、次はアウトプットの練習です。
    特に学科試験は、過去問を繰り返し解くことで、出題傾向や時間配分に慣れることができます。

    私自身も、次のような方法で日々の勉強を積み重ねました。

    実際に行った勉強スケジュール
    ・朝の15分(仕事前):1〜2問だけでも過去問を解く
    ・昼休みの15分:午前に解いた問題の復習や、別の問題に挑戦
    ・合計1日30分:無理なく、でも毎日継続

    慣れてきたら「問題をバラしてランダム演習」
    最初は年度ごとに過去問を解いていましたが、慣れてきたら問題集をバラバラにして、ランダムに問題を解くようにしました。
    これにより、「問題の順番に頼らず、知識として定着しているか」を確認できます。
    また、苦手分野が浮き彫りになるので、重点的に復習するのにも役立ちました。

    屋外広告士試験問題集は【一般社団法人日本屋外広告業団体連合会】の公式サイトから購入することができます。



    独学で合格するための勉強法(実技)


    屋外広告士試験の実技では、「構造設計」または「デザイン案制作」のいずれかを選択します。
    ここでは、著者も選んだ「デザイン案制作」に絞って、当日提出形式に対応した独学対策をご紹介します。

    実技試験の目的と内容

    デザイン案制作では、与えられた課題に対して、
    屋外広告物としてふさわしいデザインを構成する力が求められます。

    たとえば、以下のような要素が評価対象になります:

    • 情報の整理とレイアウト構成
    • 色彩計画と視認性
    • ターゲットや設置環境に合った表現
    • 手描きでの制作スキル(※当日は手描きが基本)

    実技試験の事前対策

    • 対策1:過去の課題を模写・再現してみる
    • まずは、過去に出題された課題を集めて、実際に制作してみましょう。
      最初は時間を気にせず、構成や配色のバランスを意識して取り組むのがおすすめです。

    • 対策2:制限時間内での模擬制作
    • 実技試験は、試験当日に会場で制作し、その場で提出します。
      そのため、2時間以内に完成させる練習が非常に重要です。
      例えば:

      ・60分で構成案を決める
      ・残り60分で清書・仕上げ

    実技試験の本番対策

    • 本番1:下書きは重要
    • 試験当日には、下書き用の紙が支給されます。この下書き用紙を使って、構成やレイアウトを事前に整理することが非常に重要です。

      ・文字や図形の配置、配色のバランスを事前に確認
      ・清書前に全体の流れをイメージできるので、ミスを防げる
      ・時間配分の目安にもなる

      特に下書きの段階では、「この広告で一番伝えたい情報は何か?」という視点を持つことが大切です。そのうえで、文字や図形に優先順位をつけて配置することで、伝わりやすいデザインになります。
      ちなみに、著書が試験時に書いた下書きはコチラ
      デザインの下書き

    • 本番2:寸法・縮尺の指定は必ず守る
    • 実技試験では、課題ごとに寸法や縮尺が明確に指定されていることがあります。これを守らないと、どれだけデザインが良くても減点対象になる可能性があります。

      ・指定されたサイズに合わせて構成を考える
      ・縮尺(例:1/50、1/100など)に従って正確に描く
      ・定規やスケールを使って、寸法を正確に反映させる

      本番3:レイアウトの4原則を意識する

      デザインする時に意識しておきたいのが「レイアウトの4原則」です。これを押さえるだけで、視認性が高く、情報が整理されたデザインに仕上がります。

      ・近接(Proximity):関連する要素は近づけて配置する
      ・整列(Alignment):要素の位置を揃えて、視線の流れを作る
      ・反復(Repetition):色・形・フォントなどを繰り返して統一感を出す
      ・対比(Contrast):重要な情報は色やサイズで目立たせる

      下書きは「構成の設計図」として活用し、清書前に完成イメージをしっかり固めておきましょう。

    • 本番4:色のスクリプト塗りは丁寧に
    • ・色塗りは丁寧に、ムラなく仕上げましょう。
      焦らず、均一なトーンを意識して塗ることで、完成度が大きく変わります。
      ・配色は事前に決めておく
      下書き段階で色の組み合わせを決めておくと、清書の作業がスムーズになります。

      丁寧な色塗りは、「この人は細部まで気を配れる」という印象を与え、審査員の評価にもつながります。時間配分を意識しつつ、最後まで丁寧に仕上げることを心がけましょう。

    • 本番5:使用画材と持ち物の確認
    • 実技試験では、自分で画材を持参する必要があります。忘れ物や不備があると、実力を発揮できないどころか、試験そのものに支障が出る可能性も。事前にしっかりと準備しておきましょう。

      筆者自身が試験当日に使用したのは、以下の2つです:

      筆記用具:STAEDTLER
      細かい線が描きやすく、下書きにも最適です。

      色鉛筆:Karat Aquarell
      色が塗りやすく水彩色鉛筆なので、塗ったあとに水筆でなぞると水彩画のような表現もできるのと、取り扱い店も多いので買い足ししやすいのがポイントです。

      このように、道具の準備も実技対策の一部です。「準備で8割決まる」という言葉があるように、安心して試験に臨むためにも、前日までにしっかり確認しておきましょう。

    ここまで、屋外広告士試験に独学で挑むための具体的な勉強法を、学科・実技の両面からご紹介してきました。

    「試験範囲を理解し、過去問で慣れ、実技では構成力と丁寧さを意識する」——この流れを押さえれば、独学でも一発合格は十分に狙えます。

    では最後に、これまでのポイントを整理します。



    まとめ:屋外広告士は独学でも合格可能!


    ここまで、屋外広告士試験に独学で挑むための勉強法を、学科・実技の両面からご紹介してきました。

    屋外広告士試験は

    ・忙しい30代デザイナーでも、毎日30分の積み重ねで合格を目指せる
    ・学科は「過去問+理解重視」、実技は「構成力・丁寧さ・縮尺の正確さ」がカギ
    ・実務経験を活かしつつ、独学でも一発合格は十分に可能

    試験対策は

    ・試験範囲を把握し、計画的に学ぶことが第一歩
    ・過去問と模試でアウトプット力を鍛える
    ・実技では、構成・縮尺・色塗りの丁寧さを意識
    ・道具の準備も、合否を左右する重要な要素

    「独学でも合格できるかもしれない」——そう思えたあなたなら、きっと大丈夫。
    この記事が、あなたの挑戦の背中をそっと押せたなら嬉しいです。
    というわけで今回は以上です。

    『独学合格!デザイナーのための屋外広告士試験・効率的勉強法』を最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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    ◇このブログでは、15年以上DTPデザイナーとして、学んできたデザインやパソコンのセキュリティ知識・参考になった書籍などを紹介しています。
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    ◇取得資格
    ・情報セキュリティマネジメント
    ・ITパスポート
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