訪問して頂きありがとうございます。
この記事では、転職やスキルアップの為に仕事をしながら空いた時間で屋外広告士の勉強するにあたり
- 屋外広告士の合格率を知りたい
- 試験対策の講習会や勉強会ってないの?
- 学科試験の対策を知りたい
- デザインの実技試験の対策を知りたい
- 屋外広告士を取得にするメリットってなに?
このような疑問にお答えします。
本記事の内容は、屋外広告士に一発で合格した実績と屋外広告に携わて10年以上の経験を元に【一般社団法人 日本屋外広告業団体連合会】等の情報を分かりやすく解説しています。
屋外広告士の試験概要について
・受験内容について
・合格率について
・講習会・勉強会について
屋外広告士を取得する3つのメリット
・社内評価が高くなる
・地域を問わず転職に有利
・収入UPや昇進に繋げやすい
学科試験対策
・準備するもの
・問題集を中心に学習する
・重点学習ポイント
デザインの実技試験対策
・優先順位をつける
・縮尺を計算する
・ハッピーイラスト
・きれいに塗る
屋外広告士の試験対策のまとめ
この記事を参考にして頂ければ、日常の仕事が忙しい中でも効率よく学科試験と実技試験の対策を取ることができるので、あなたの合格率をあげることができます。
ちなみに、私が今までに取得して仕事で活かせている資格については、コチラの記事で解説しています。
屋外広告士の試験概要について
屋外広告士とは、屋外広告物の製作・施工に関する知識及び技術を有することを証明する資格で、営業所ごとに一定の要件を満たした者を置くことが義務付けられている業務主任者の資格要件の1つです。
受験内容について
■受験資格
18歳以上で実務経験が3年以上の者
■試験内容
学科試験A(関連法規:15問/60分)
学科試験B(設計・施工:15問/60分)
学科試験C(広告デザイン:20問/80分)
実技試験(屋外広告物の設計またはデザイン/120分)
■受験料
17,824円(税込み)
■試験日程
10月下旬
■合格発表日
12月中旬
■受験申込・お問い合わせ
一般社団法人 日本屋外広告業団体連合会
合格率について
合格率の平均は30.4%で約10人中3人が合格する計算になっており難易度は普通です。
講習会・勉強会について
試験のための講習会や勉強会は、一般社団法人 日本屋外広告業団体連合会の各地域支部が主催しいるものがあります。
地域支部によっては、主催していない場合もありますので、各地域支部の事務局にお問い合わせください。
一般社団法人 日本屋外広告業団体連合会
屋外広告士を取得する3つのメリット
前章では、屋外広告士の試験概要について解説しましたので、この章では屋外広告士を取得する3つのメリットを紹介します。
社内評価が高くなる
取得することで社内での評価が高くなります。
屋外広告業をおこなっている企業は、営業所ごとに屋外広告士を置くことが屋外広告法で定められていますので、屋外広告業をおこなっている企業では必要不可欠な人材です。
そのため、社内での評価が高くなります。
地域を問わず転職に有利
屋外広告士を取得していると転職にも有利です。
理由は、先にも挙げたように屋外広告業をおこなっている企業は、営業所ごとに屋外広告士を置くことが屋外広告法で定められていますので、地域を問わず必要とされています。
そのため、屋外広告士を取得していると転職に有利です。
もし現在、転職を考えておられるのでしたら、下記の転職サイトに登録をすることをオススメします。
登録にかかる時間は5分位なので、登録しておけば企業からスカウトされることもあります。
レバテックキャリア※会員登録は無料
DODA※会員登録は無料
収入UPや昇進に繋げやすい
取得することで収入UPや昇進に繋がります。
企業にとって屋外広告士を取得している人は必要不可欠な人材ですので資格手当や昇進の条件にしている企業もあります。
なので、屋外広告士を取得することで収入UPや昇進に繋げることができます。
学科試験対策
前章では、屋外広告士を取得する3つのメリットについて解説しましたので、この章では、学科試験対策を紹介します。
準備するもの
学科試験に向けて準備するものとしては、問題集1冊と参考書3冊が必要です。
基本的に公式の物しか販売されていないので、Amazonもしくは、一般社団法人 日本屋外広告業団体連合会から購入することになります。
屋外広告士試験問題集(一般社団法人 日本屋外広告業団体連合会が出版しています)
公式テキスト
この3冊の内容からほぼ問題が出るので、是非入手することをお勧めします。
屋外広告の知識 法令編 第五次改訂版
屋外広告の知識 デザイン編 第四次改訂版
屋外広告の知識 設計・施工編
問題集を中心に学習する
試験問題の傾向として過去問の内容と似た問題が出題される傾向がありますので、日本屋外広告業団体連合会の出版している過去問を繰り返し解いて問題の傾向や解き方を覚えることで、合格に近づくことができます。
ちなみに日本屋外広告業団体連合会の問題集には、過去4年分の試験問題が解答と解説付きで収録されています。
公式サイトから過去問のPDFファイルをダウンロードすることもできますので、購入した問題集が手元に届くまでPDFを活用するのもありです。
ちなみに私は、昼休に15分と自宅で15分の1日30分だけ過去問を中心に2ヶ月、繰り返し解く勉強法を実践しました。
繰り返し問題集を解いていると飽きるので、その時は問題集の後ろから、解いたりランダムに解いたりする工夫が必要ですね。
重点学習ポイント
屋外広告士の試験勉強で重要になってくるのが、学科試験C(設計・施工)です。
なぜなら、学科試験A(関連法規)と学科試験B(デザイン)は、基本的に過去問の内容を暗記することで7割近く点数を取ることできるのですが、学科試験C(設計・施工)は構造計算の問題が必ず数問出題されます。
具体的には、以下のような公式を使用して問題を解かなければなりません。
最大せん断力(QS)=長期せん断力(QL)+風圧時せん断力(QW)
最大引抜き力(NS)=長期引抜き力(NL)+風圧時引抜き力(NW)
なので、学科試験C(設計・施工)に出題される構造計算の問題を何度も繰り返し解いて、公式を覚え公式の使い道を理解しましょう。
デザインの実技試験対策
前章では、学科試験対策を紹介しましたので、この章では、デザインの実技試験対策を紹介します。
デザインの実技試験は、90分以内に与えられた課題をアナログで、デザインする試験です。
私の時は、【農産物の販売所の野立看板デザイン】が課題でしたので時間配分は図案を考えるのに30分、下書きに30分
本塗りに40分、残りの20分で全体のバランスを見ながら再度色塗りする時間配分でおこないました。
デザインを進める上で重要なポイントが以下の4つです
- 優先順位をつける
- 縮尺を計算する
- ハッピーイラストを入れる
- きれいに塗る
一つずつ解説しています。
優先順位をつける
与えられた条件の文字で優先順位をつけていきます。
優先順位をつけるとは、指定された文字の中で、何が【メインタイトル】で何が【補足情報】なのかです。
例えば、「日本児童画展」「美術館」「10月1日から10月30日」の3つ条件があるなら
メインタイトルは「日本児童画展」です。
補足情報は「美術館」と「10月1日から10月30日」です。
優先順位をつけたらメインタイトルを一番大きく描きサブタイトルをメインタイトルよりも小さく描きます。
この優先順位は、何のデザインなのかをハッキリとさせる為に必要な作業になります。
縮尺を計算する
何分の1でデザインするか縮尺を計算する必要があります。
なぜなら、「デザインを適切な縮約で描くこと」と条件があるからです。
具体的には、10分の1や100分の1などの縮尺計算をする必要があります。
縮尺を間違えると減点の対象になる可能性があります。
ハッピーイラストを入れる
ハッピーイラストは視覚的に有効です。
なぜなら、ハッピーイラストを使用することで、子どもから大人へもアピールすることができるからです。
ハッピーイラストとは「太陽」「音符」「虹」など人が幸せを感じるようなイラストのことを言います。
条件以外のイラストを使う時はハッピーイラストを入れましょう。
きれいに塗る
審査員に見て貰う事を意識して、きれいに塗りましょう。
なぜなら指定された枠から、はみ出たり乱雑だと減点の対象になる可能性があります。
なので、審査員に見て貰う事を意識して、隅々まできれいに塗りましょう。
ちなみに、私が色を塗る時に使用した色鉛筆は【ステッドラー 色鉛筆 12色 水彩色鉛筆 カラトアクェレル 125 M12】を使いました。
色が塗りやすく水彩色鉛筆なので、塗ったあとに水筆でなぞると水彩画のような表現もできるのと、取り扱い店も多いので買い足ししやすいのがポイントです。
屋外広告士の試験対策のまとめ
この記事は、屋外広告士に一発で合格した実績と屋外広告に携わて10年以上の経験を元に【一般社団法人 日本屋外広告業団体連合会】等の情報を分かりやすく解説しました。
内容をまとめると
- 屋外広告士の合格率は30.4%
- 講習会や勉強会は、日本屋外広告業団体連合会の各地域支部が主催しています
- 学科試験の対策は、問題集1冊と参考書3冊が必要です。
- デザインの実技試験の対策は4つのポイントを守ることが重要です。
- 屋外広告士を取得にするメリットは、収入アップや転職に有利になります。
是非、この記事の内容を参考にしていただき屋外広告士に合格して、収入アップ転職に繋げてください。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
以上「屋外広告士に合格する過去問中心の試験対策と3つのメリットを解説」の記事でした。
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今回、紹介した屋外広告士と相性がいい資格として、色彩検定があります。
屋外広告物をデザインする上でも色に関する知識は必要になってきますので、合わせて取得することをオススメします。
ちなみに、色彩検定に合格する勉強法は、
■【【必見】色彩検定2級の独学で合格するための勉強法を実績を元に解説】
■【色彩検定UC級を受験する人必見!独学で一発合格する勉強方法を紹介】
で解説しています。