情報セキュリティマネジメント試験を受験する方
ITパスポート試験に合格して次のステップを検討している方
会社でセキュリテイの担当になった方
ちなみに、私が今までに取得して仕事で活かせている資格については、コチラの記事で解説しています。
1.情報セキュリティマネジメント試験とは?
情報セキュリティマネジメント試験とは、ITを利用する全ての人材を対象とした情報処理の促進に関する法律第29条第1項の規定に基づき経済産業大臣が行う国家試験である情報処理技術者試験の一区分でありスキルレベル2に相当する。
試験形式は、マークシート形式を採用しており午前午後のそれぞれについて、満点の60%(2019年10月午後問題は難易度補正があり46%)を基準点とし、両方とも基準点以上で合格となり、合格平均率は50%前後となっている
IPA 独立行政法人 情報処理推進機構はこちらから
■午前
試験時間90分 4肢択一式 50問出題
セキュリテイと法務を中心に出題されるが、システム構成要素・ネットワーク・データベース・プロジェクトマネジメント・サービスマネジメント・システム戦略・企業活動も出題範囲である。
■午後
試験時間90分 多肢選択式 3問出題
業務の現場における情報セキュリティ管理の具体的な取組みである情報資産管理、リスクアセスメント、IT 利用における情報セキュリティ確保、 委託先管理、情報セキュリティ教育・訓練などのケーススタディの出題になります。
■受験資格
情報セキュリティマネジメント試験の受験資格に関しては、特に定められたものはありません。業種や職種、部門等も問わず、誰もが受験することが出来ます。
■受験費用
受験費用は5,700円です。願書による申し込みのほか、インターネットからも申し込みをすることが出来ます。
試験会場は全国61ヶ所の主要都市で開催、4月の第3日曜日、10月の第3日曜日の年2回で開催されます。
2.勉強方法・試験対策
情報セキュリティマネジメント試験はスキルレベル2ではありますが、情報セキュリティマネジメントに特化した内容になっております。
おすすめの勉強方法は、一回模擬試験を受けて自分の現状(トータル点数・得意分野・不得意分野)を把握してから参考書を読んで過去問を繰り返し解く方法がベストです。過去問の解答だけを覚えるのでは無く、用語の意味や問題の意図も理解していきましょう。
■勉強時間の目安は?
初めて受験される方は200時間程度の学習時間をおすすめします。
アバウトでもいいので、学習計画を立てて学習していきましょう
私は、朝夕の通勤時間を活用して勉強しました。
■使用した教材
1.情報セキュリティマネジメント合格教本 2019 著者:岡嶋裕史 発行所:株式会社技術評論社
初めて情報セキュリティマネジメント試験を受験する方にも安心の内容で、ポイントを押さえた説明と問題の対策について解説された参考書です。また、豊富な練習問題と、解説も付いているので、はじめての学習から対策までを網羅することが出来ます。
2.情報セキュリティマネジメント試験ドットコム
情報セキュリティマネジメント試験ドットコムでは過去問道場という学習カリキュラムが利用でき、効率的に過去問を学習することができます。
PCとスマホの両方に対応しているので、空き時間を利用して勉強できるうえ、学習成績をSNSでシェアしてりCSVデータで管理することもできます。
3.まとめ
今回は、情報セキュリティマネジメント試験合格に向けた、勉強時間の目安やおすすめの学習方法を紹介しました。今後需要が増すであろう情報セキュリティに関する知識を深めるためにも、ぜひ資格取得を目指してみましょう。
転職などのためにIT系の国家資格を取得したいという方や、社員の情報リテラシー向上をお考えの人事ご担当者様などは、この資格試験は有効に活用できる可能性が高いといえます。